#17 いつもと違う|看護師ママが急変の前兆に気づくとき

公開:2025.07.09

看護師はやによる育児コミック『ママナースライフ』Vol.17「いつもと違う」。今回のテーマは、患者さんや子どもに現れる“ささいな変化”への気づき。
連載「看護師はやのママナースライフ」では、育休から職場復帰し、ママナースとして新たなステージに立った看護師はやが、育児と仕事との両立に奮闘する様子や日々のちょっとした出来事を紹介します。

今回は第17回「いつもと違う」のお話。

“なんとなく変だな”が、何かを知らせてくれるとき。

病棟でも、育児のなかでも、ふとした違和感がぴたりと当たることがある。
今回は、患者さんの急変と、子どもの発熱。“ちょっとしたサイン”に気づくときについて。

看護師が患者に「トイレのときはコールをお願いしますね」と声をかけるが、返答がどこか曖昧で反応が鈍く、不安がよぎるシーン。
数時間後、様子が急変した患者を医師と看護師が搬送。CT撮影後、ICUへ直行する緊迫した場面。早期の違和感が重大な状態へとつながる。
急変前に感じた“ちょっとした違和感”について、同僚と振り返る看護師たち。急変の6〜8時間前に兆候が現れるという知識がテキストで示される。
寝かしつけ中の子どもに異変。時間が経ち、家で寝かしつけ中の我が子にふと異変を感じるママ。熱の前兆かもしれないと、職業的な直感が働く様子。
子どもの顔がむくみ、二重になっている様子から「熱が出るな」と確信するママナース。わかりやすい前兆に、育児と看護のスキルが重なる瞬間。

ほんのささいな違和感が、じつは体からのサインだったりする。
それに気づけるのは、きっと「いつも見てる」からこそ──看護でも、育児でも。



はや はや

絵を描くことが好きな看護師です。インスタでは勉強イラストなどを公開しています。
フォロワーは10万人を突破し、2023年8月に著書『看護師はやのゆるっと看護ノート』が出ました。育休から復帰し、ママナースとして仕事と子育てに奮闘中。

Share
FacebookTwitterLine
ページのTOPへ