【手術室看護師166人調査】おばけよりこわい!? 手術中にドキドキする瞬間!|オペ看ラボ|オペ看ラボ #48

公開:2025.10.06

こんにちは!しゅがーです。
私の連載企画「手術室看護師の気になることを大解剖!オペ看ラボ」では、オペ看のみなさんが知りたいけど、なかなか知ることができないリアルなオペ看のことを紹介していきます。
今回のテーマは、「手術室看護師がドキドキする瞬間」についてお送りします。

ハロウィーンといえばおばけを思い浮かべますが、「おばけなんて怖くない!」と言えちゃうのが手術室看護師。
手術室で働く私たちにとっては、仕事中のほうがよっぽどスリリング。
器械を落とした音が聞こえたとき、アラームが鳴り止まないとき、返ってきた持針器に針がなかったとき…。

そんな瞬間は、心臓がドキンと跳ねて背筋まで冷たくなります。
ですが、その緊張を乗り越えるたびに成長しているのも事実です!
今回はそんな「手術室看護師が選ぶ、ドキドキする瞬間」を紹介します。

手術室看護師がドキドキする瞬間

この記事は、私の[Instagram](https://www.instagram.com/sugar.openurse/)に寄せられたストーリーズやDMのコメントを元に作成しています。
DMの掲載は許可をいただいています。
アンケート期間:2025年9月8日17:00~9月9日17:00
ストーリーズにて質問BOX、DMで回答、回答数は166件

※具体的な商品名は一般的な名称に変更させていただきました。

高額な器械や医材を落としたとき

オペ看Aさん オペ看Aさん
縫合器のカートリッジを交換しようとしたら、手が滑って落ちました…。
脂汗やばかったです…(泣)
オペ看Bさん オペ看Bさん
シャーレに入れていた組織接着用シートを、生食ごとひっくり返しました(泣)
心臓出るかと思いました…。
もちろん怒られました…。
オペ看Cさん オペ看Cさん
疲れてて、縫合器の新品のカートリッジをゴミ箱に捨てた(汗)
しゅがー しゅがー
高額な器械や医材を扱うときのプレッシャーは本当に大きいですよね。
落とした瞬間の血の気が引く感じ、手術室看護師ならではの心臓バクバク体験だと思います。

術後のレントゲンを見るとき

オペ看Dさん オペ看Dさん
器械、ガーゼ全てのカウントは合ってはいるけど、術後のレントゲン撮影は少しドキドキします!
オペEさん オペEさん
術後レントゲンで、ん?これなに?ってドクターが言い出したとき。
(カウントは合ってるけど、、)
オペ看Fさん オペ看Fさん
術後レントゲン撮影後、なんかあるって言われたとき。
(ガーゼ・器械カウント合ってても内心ひやひやします)
しゅがー しゅがー
カウントが合っていても、レントゲン確認の瞬間はどうしてもドキドキ…。
「何か写ってたらどうしよう」という不安は、手術室看護師なら一度は経験ありそうです。

アラームが止まらないとき

オペ看Gさん オペ看Gさん
麻酔器のアラームがなったとき。
オペ看Hさん オペ看Hさん
局所麻酔のオペで、頻回アラーム。
こわい。ドキドキ。
オペ看Iさん オペ看Iさん
局所麻酔のオペでアラームが止まらないとき。
対極板アラームが止まらないとき。
しゅがー しゅがー
アラーム音って、本能的に不安をあおりますよね。
止まらないときは心拍数まで一緒に上がってしまう感じ…。

予備がない器械が不潔になったとき

オペ看Jさん オペ看Jさん
一個しかないインプラントを落とした。
オペ看Kさん オペ看Kさん
予備がないインプラントや器械が不潔になったとき。
オペ看Lさん オペ看Lさん
インプラント渡す時、落とさないかドキドキハラハラです(泣笑)
しゅがー しゅがー
予備がないときのプレッシャーは半端ない!
絶対に落とさないようにと、全神経を集中させる瞬間ですね…。
落ちてしまったら、ダッシュで再滅菌です。

何かが落ちた音が聞こえたとき

オペ看Mさん オペ看Mさん
何かが落ちる音。
オペ看Nさん オペ看Nさん
器械が落ちる音。
外回りはダッシュ!
オペ看Oさん オペ看Oさん
記録してるときに、急に何かが落ちた音。
怖すぎ!
しゅがー しゅがー
カラン…という音が聞こえた瞬間、ドキッとしますよね。
「予備がない器械が不潔になったとき」のコラボだと本当に大変です…。

返ってきた持針器に針がついていなかったとき

オペ看Pさん オペ看Pさん
返ってきた持針器に針がついていなかったとき。
オペ看Qさん オペ看Qさん
持針器で噛んでいた針に糸をつけようとして針が弾け飛んだとき、、!!
オペ看Rさん オペ看Rさん
帰ってきた持針器に針がついてなかったり、針が飛んでったとき、、、
しゅがー しゅがー
針が見つかるまでの数分が、まるで永遠に感じるんですよね…。
おばけよりもリアルに怖い瞬間です。

まとめ

今回は「手術室看護師が選ぶ、ドキドキする瞬間」について、みなさんの回答を紹介しました。

  • 高額な器械や医材を落としたとき
  • 術後のレントゲンを見るとき
  • アラームが止まらないとき
  • 予備がない器械が不潔になったとき
  • 何かが落ちた音が聞こえたとき
  • 返ってきた持針器に針がついていなかったとき

手術室で働くと、心臓がバクバクするような瞬間は避けられません。
でも、そのドキドキは決して無駄なものではなく、看護師として確実に力をつけていく過程のひとつです。
おばけのように一晩で忘れてしまう怖さとは違い、毎日の経験が積み重なって、今の自分を支えてくれています。
きっとこの記事を読みながら「私も同じ!」と共感してくださった方も多いと思います。
その気持ちを大切に、これからも一緒に頑張っていきましょう!

引き続き、オペ看ラボではリアルな声を届けていきます。
次回も楽しみにしていてくださいね!

しゅがー しゅがー

新聞配達・営業から看護の道を目指し社会人で受験、准看護師取得。
だんだん看護が楽しくなり、さらに正看護師資格も取得。
手術室が好き!モットーは「楽しく働けると、看護も楽しくなる!」
Instagramでは手術室看護や看護師のお金の知識を発信中。
R3年に脳腫瘍が発覚。開頭手術、放射線治療、抗がん剤治療を経験。
後遺症で失語症になり、現在はリハビリ中です。

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