#05 嫌気
公開:2025.04.07

こんにちは、角野ふちです。
『感情すてーしょん』も第5回目になりました。
今回の感情は「嫌気」です。
「嫌気」って、なんとなくマイナスな響きがありますよね。
「もうやだ」「やる気が出ない」「面倒くさい」
そんな感情がじわじわと広がり何もしたくなくなるあの感じ。
看護の現場でも、この感情とは無縁でいられません。理不尽なクレーム、果てしない業務量、終わりの見えない夜勤。
何度も繰り返す毎日の中で、ふと「もうやってらんない」と思うことは誰しもあるはず。
でも、「嫌気」って実は大事なこころのサインでもあるんです。
それは「ちょっと休もうよ」というブレーキとして存在しているということ。
では、そんな「嫌気」が看護師だったら、どんな方なのでしょう?
『感情すてーしょん』も第5回目になりました。
今回の感情は「嫌気」です。
「嫌気」って、なんとなくマイナスな響きがありますよね。
「もうやだ」「やる気が出ない」「面倒くさい」
そんな感情がじわじわと広がり何もしたくなくなるあの感じ。
看護の現場でも、この感情とは無縁でいられません。理不尽なクレーム、果てしない業務量、終わりの見えない夜勤。
何度も繰り返す毎日の中で、ふと「もうやってらんない」と思うことは誰しもあるはず。
でも、「嫌気」って実は大事なこころのサインでもあるんです。
それは「ちょっと休もうよ」というブレーキとして存在しているということ。
では、そんな「嫌気」が看護師だったら、どんな方なのでしょう?
No.05 「嫌気」 嫌杉 かむい




看護師「嫌杉 かむい」は、こんな人!
嫌杉さんは、病棟のトップでありながらどこか無気力です。
背もたれに深くもたれかかり、少し長めの前髪の奥からこちらをじとっとした目で見てくる。
「もう全部めんどくさい」
ぼやきを漏らしながらも、なんだかんだで日々仕事をこなしています。
そんな嫌杉さんですが、決して「何もしない」わけじゃありません。
それよりも「どこを力を抜くべきか」を求めています。
「頑張らなきゃ」と思いすぎる人にとって、「頑張らなくていいんだ」と言ってくれる彼の存在はありがたいものです。
「嫌気」は、決して悪いものじゃない。
むしろ、それがなかったら私たちはずっと走り続けてしまいます。
それってすごく危険なことだと思います。
嫌杉さんは、そういうことを無意識に教えてくれる人なのかもしれませんね。
さて、これで5名のナースが揃いました。
私たち人間の感情では、この5名が基本的にはたらき調節をしています。
そして、何かトラブルが起きたときに彼らは各病棟で連携をとり解決に努めます。
次回はそんな日常の感情すてーしょんの一コマをお届けします。
ではまたお会いしましょう。
看護師として働きながら、イラストレーターとして活動している
角野ふち(かどの ふち)と申します。
解剖生理学×イラストをコンセプトに人のからだをポップに描く
みて学ぶコンテンツ『からだずかん』を手がけています。
2022年からWebサイトを立ち上げSNSと併せて運営しています。
現場では、看護師の仕事服いわゆるスクラブや白衣が大好きです。
そんな”好き”や”わくわく”といった、楽しい事を日々考え描いています。