海外にいくナース〜ジロー(ハルジロー)さんの場合〜

公開:2024.12.25

今回の「海外にいくナース」は、ハルジローのジローさん。
海外での学会のエピソードを紹介してくれました!

海外に行くため、仕事との両立で工夫した点はありますか?

ジロー ジロー
海外に行く際には、行く前に全ての仕事を終わらせてから行く!

飛行機でやろうや、行ってからホテルでやろうは絶対やらないです!笑

仕事に関する連絡もできるだけ、海外にいる際は取らなくて良いように、事前に行ってくることを周りに周知しておくことも、とても重要なことだと思います。特に時差があるヨーロッパ圏、アメリカに行く際には、寝ている間に色々なメールが来ると睡眠を阻害されます。笑

ナースらしい海外エピソードがあれば、教えてください!

ジロー ジロー
学会などで海外に行くことが多いため、基本的に海外で仕事のある日はスーツで過ごします。

ホテルに泊まっていると、朝食や、夜は現地の人と食事に行くことが多いですが、決まって海外では「トイレはどっちですか?」や「この椅子を動かしてもいいですか?」などレストランで聞かれます。なんとなくやってる「これ取りますよ」っていう周りの人への行動がスーツを着ていると、完全にレストランの店員に見えるようです(海外では入り口などにグリーターといって、レストランの入り口などでお客様をお出迎えし、席まで案内するスタッフがおり、だいたいスーツを着ています)。エレベーターでも同じように行く階を聞いて押していると、ホテルのジムはどこにあるのかとか、水を後で持ってきて欲しいとか言われます。笑
今年のドバイ開催の世界クリティカルケア看護学会の国際代表会議の参加した時の様子

これから海外に行くことを検討されているナースさんへアドバイス・メッセージをお願いします!

ジロー ジロー
主にお伝えしたいことは二つです。

1つは、飛行機のことです。座席は通路側がおすすめです。DVT予防に歩くのもすぐにできますし、好きな時にトイレに行けます。2時間に一回は、機内を歩き回り、気分転換をするのもおすすめです。そして、長時間のフライトでは、私は市販の抑肝散を飲みます。この漢方、せん妄に使用するだけあって、結構リラックスできます。

二つ目は、ご飯に関してです。私は、海外に持ち込んでも大丈夫な材料(肉類などはダメなことが多い)のインスタント食品を海外に必ず持ち込みます。着いたら深夜で外に出れない(場所によっては治安上)、現地でレストランが高い、でも移動する時間がないなどあるので、ホテル内で常に食べ物があることの安心感は重要です。そして、ホテルに着いたらすぐに、近くのスーパーマーケットを探し、一回歩いて見に行きます。理由は一緒で、食料の確保です。笑 海外のスーパーマーケットは見てるだけでも結構楽しいので、文化の観光としてもおすすめです。そして、持って行ったインスタント食品を食べずに済むことも多々あります。そんな時は、帰りの荷物を圧迫するだけなので、現地でお世話になった人にあげてます。日本のインスタント食品は結構クオリティが高いので、その場で食べさせたりするとすごい反応が返ってくるのでおすすめです。1個食べさせて、あとあげるというと、本当に喜ばれることが多いです。
ハルジロー ハルジロー

集中治療領域で看護師として働きながら、博士課程修了(救急・集中治療医学専攻)。Youtube/Instagram/TikTokで教育コンテンツを配信中。
クラウドファンディングで作成した著書は達成率1458%(1,458,600円)となり看護学部門でAmazonベストセラーランキング1位を獲得。
研究者としても多くの英論文を発表している。

Nurse Life Mix 編集部 Nurse Life Mix 編集部

Nurse Life Mix 編集部です。「ライフスタイル」「キャリア」「ファッション」「勉強」「豆知識」など、ナースの人生をとりまくさまざまなトピックスをミックスさせて、今と未来がもっと楽しくなる情報を発信します。

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