#02 十人十色に着こなそう – 看護師のユニフォームと色のはなし

公開:2023.04.27

Vol.2 十人十色に着こなそう!看護師のユニフォームと色のはなし ナースライフミックス 連載「はたらくなーすずかん by 角野ふち」
こんにちは、角野ふちです。

働く看護師のユニフォームやグッズなど日常を中心に
描きながらお届けする連載企画「はたらくなーすずかん」

第2回のテーマは“白衣の色“

ということで、白衣といえば”白色”が定番ですよね。
いわゆる”ナース服”も白色が定番なイメージです。

そんな看護師のユニフォームと色についてまとめていきます。

看護師のユニフォームと色の話

看護師のユニフォームと色の話 こんにちは、角野ふちです。働く看護師のユニフォームやグッズなど日常を中心に描きながらお届けする連載企画『はたらくなーすずかん』第2回のテーマは白衣の色ということで、白衣やナース服といえば白色が定番ですよね。当たり前にみている看護師など医療用ユニフォームですが、最近はカラフルなものが多く着用されています。今回はそんな色について注目!!

そもそもなんで白衣って白いの?

そもそもなんで白衣って白いの? 白衣が医療用ユニフォームとして定着したのは19世紀半ばごろ。 公衆衛生の重要性から、 衛星管理において汚れが目立つ白色が白衣の主流となったようです。日本は明治時代から、洋装へ… → フロックコート → 白衣
白色=清潔感というイメージ また、看護師のいわゆるナース服のイメージを付けたのはかの有名なクリミアの戦士ことイギリスの女性看護師 フロレンス・ナイチンゲールです。清潔さを意識した白いエプロンや、ナースキャップなどの着用・・・やっぱり白色が主流でした。

現代は十人十色!カラフルなユニフォームへの展開

現代は十人十色!カラフルなユニフォームへの展開 従来の白色が中心だった白衣はスクラブなどに多様化し最近ではそのスクラブのカラーやデザインのバリエーションはさまざまです。赤やピンク、オレンジなど暖色系 与える印象 エネルギッシュ 熱 活気 元気 etc. 青や緑、紺など 寒色系 与える印象 冷静 落ちつき 知性 安らぎ etc.

色イロ小話

色イロ話 補色残像 ここで色々小話…色だけに。みなさま、補色残像という言葉はご存知でしょうか? ある色をみた後に目を閉じたり、別の色をみたりする時にその色と 対となる色が視界に入る現象のこと。臨床では、その現象を抑えるために血液の赤色の補色である青緑、青色が多く配色されています。
色イロ話 その2 白衣性高血压 血圧を測定した際に、実際の数値よりも高い血圧の結果がでてしまう現象を白衣性高血圧といいます。病院という場所や医師・看護師=白衣のイメージから白衣をみただけで緊張感を与えてしまうなんてことも...色とりどりのユニフォームはこのような現象を軽減させられるかも・・・?

今回のまとめ

スクラブ戦隊!? イロドルンジャー ネイビーやベージュ推しですが、 淡い水色やピンクも良い…な角野がお届けしました!

今回は、白衣やスクラブなど医療ユニフォームの“色”についてご紹介してきました。
最近ではより多様化され、色とりどりなデザインの白衣が販売されています。

色の効果や特性を活かして、視界への影響を減らすために、
手術室では青や緑色が用いられるといった背景もご紹介しました。

また、患者さんに対する安心感に繋がるような
色が与える印象についてももっと考えていけたらいいなと思っています。

私はネイビーとベージュなどナチュラルな色が大変好みです。
また、淡い水色やピンクなども好きです。

同じ色でも彩度や明度が低かったり高かったりで印象はかなり異なります。

自分の好きな色や似合う色でワクワクするユニフォームを身につけていきたいですね。

あなたの推し色は何色ですか?

以上、角野がお届けしました。また次回お会いしましょう!

表紙モデル着用アイテム

参考図書:

角野ふち 角野ふち

看護師として働きながら、イラストレーターとして活動している
角野ふち(かどの ふち)と申します。
解剖生理学×イラストをコンセプトに人のからだをポップに描く
みて学ぶコンテンツ『からだずかん』を手がけています。
2022年からWebサイトを立ち上げSNSと併せて運営しています。
現場では、看護師の仕事服いわゆるスクラブや白衣が大好きです。
そんな”好き”や”わくわく”といった、楽しい事を日々考え描いています。


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