先輩に厳しいことを言われてしまったときは、どうしたらいい?

公開:2024.06.12

こんにちは!看護師の四季です。

連載企画「看護師四季のナース手帖」では、看護師のみなさんからよくいただく質問や相談にお答えしていきます。

第10回目は「先輩に厳しいことを言われてしまったときは、どうしたらいい?
」というご相談にお答えしたいと思います。

先輩の言葉に悩む日々

看護のお仕事は常に新しいことを学ぶ機会が多く、うまく対応できないときなどは先輩から厳しい言葉を浴びせられることもあります。私も新人看護師のときは何度もその経験がありました。言葉が強いと本当に心が傷ついてしまいますよね。私はいつも「なんで自分はこんなにできないんだろう」と自分を責め続けていました。しかし、看護師を続けるうちに落ち込むだけではなく、うまく対処する方法を見つけました。
今回は、先輩に厳しいことを言われてしまったときは、どうやって受け止めるのがいいのか、お伝えしますね。

①まずは深呼吸して落ち着こう

強い言葉を言われてしまうと、辛いという感情が頭の中をぐるぐる留まってしまい、お家に帰ってもずっと引きずってしまいます。
そういうときはまず、深呼吸をして、心を落ち着かせてみることを意識してみてください。
私は、看護師になって伝え方の多様性に気づきました。優しく指摘してくれる人もいれば、口調が強い人もいます。その言葉の強さをいちいち真に受けていたら心がもたないなと思ったので、一旦その言葉と距離を置くことにしました。
そうすることで、悲しい!辛い!という感情を少し落ち着かせることができます。自分の心を守ることはすごく大切です。

②指摘された内容を振り返る

心が落ち着いたら、先輩の言い方は一旦置いといて、何について指摘されたか振り返ってみましょう。
先輩が強くいうということは、「やろうとしていたことが間違っていた」「絶対知っておいてほしいことを知らないで行動していた」など、原因があるはずです。なぜそのような指摘を受けたのか振り返って考えてみましょう。
そして、指摘されたことを改善することができれば、自分の成長につながります!
もし、一人で考えるのが難しかったら、話しやすい先輩にも言われた内容についての分析を手伝ってもらえるといいですね。

③理不尽なときは他の人に相談しよう

どう考えても厳しいことを言われる心当たりがないときは、理不尽に先輩が怒っている可能性があります。そういうときは、一人では抱え込まず、周りの人に相談してくださいね。
一人で背負ってしまっては、心に影響が出てしまうことがあります。声に出すことでSOSを他の人に気づいてもらうことができます。口に出すことは勇気が必要な時もありますが、この人なら信頼できる!という人に話してみてくださいね。そうすることで心の支えとなったり、解決策が見つかるかもしれません。

無理に先輩に好かれようとしなくて大丈夫

私も経験があるのですが、言葉のきつい苦手な先輩とうまく関係性を築きたいと思い、無理して話すこともありました。しかし、無理に先輩に好かれようと思わなくて大丈夫です。あなたが頑張っていることを見てくれる人は必ずいます。すぐにではなくとも、自分を認めてくれる、信頼できる先輩との信頼関係というのは築かれていきますよ。いろいろな言葉に振り回されることもありますが、自分を大切に、強い言葉はときには受け流しながらうまく距離を取れるようになるといいですね。応援していますよ!

四季 四季

東北大学医学部保健学科看護学専攻を卒業後、同大学の大学院医学系研究科を修了。看護師、保健師。看護師として病院に勤務しながら、看護師YouTuberとして新人看護師や看護学生を対象とした看護の勉強に役立つ動画などを配信。YouTube登録者数は11万人を超え、動画の再生回数は5,000万回を超える。わかりやすく、視聴者のためになる配信は人気があり、SNSの総フォロワーは約17万人。著書に「看護師1年目の教科書(KADOKAWA)」。MENSA会員。

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