お休みの日はどう過ごすべき？

待ちに待ったお休みの日。だけどなかなか疲れがとれなくて、寝ているうちに夕方になってしまい…何もできなかった１日を悔やんでしまうよう経験はありませんか？私自身よくあるので、悔やむ気持ちもすごくわかります。

でも、疲れているときはまずは身体を休めることが一番！看護師のお仕事は立ち仕事が多く、誰しも人間関係の悩みもあると思うので、身体的にも精神的にも疲れは溜まってしまいます。

なので、寝て過ごすという過ごし方は無駄な時間の過ごし方では決してありません。疲労回復のための大切な時間となるので、寝て過ごすことも充実したお休みの過ごし方の一つであることを最初に伝えたいです。もし寝て過ごす休日に対して罪悪感を感じてしまっていたという方は、安心して身体と心を休ませてくださいね。

一方で、疲労もあるけど、やっぱり休みの日は充実させたい！という方もいますよね。そういう方へ、お休みの日を豊かに過ごすための３つのポイントをご紹介します。

寝ることで日頃の疲れを癒すことも大切ですが、「どうも寝過ぎてしまう」「寝ても疲労が取れない」と思った方には、ぜひ身体を動かしてみてください！疲れているときに運動をしたらさらに疲れてしまうのでは？と思う人もいるかもしれませんが、運動することで血流が良くなり疲労回復につながるんですよ。

運動はストレッチやヨガなどお家でできるものや、スポーツやダンスなど幅広く種類があるので自分が気持ちいいなと爽快感を得られるものを見つけられるといいですね。私は新人看護師のとき、お友達にホットヨガに連れて行ってもらったのですが、そこで気持ちいい汗がたくさん出てびっくり。それからホットヨガのレッスンに一時期通っていました。今、私の周りではボディメイクにもつながるということでピラティスが流行っているので、今度はピラティスに挑戦したいなと思っています。

さらに運動は身体だけではなく、心にとってもプラスの効果があります。前向きな気持ちになれたり、睡眠の質も改善されて心地良く眠れるというメリットもあるので、最近運動をしていないなと思った方はぜひやってみてくださいね。

気付いたら何もしないで夜になってしまったと後悔しがちな方には、お友達と約束する、マッサージの予約を入れるといった予定を入れることをおすすめします！予定を決めることで、「その予定に間に合うためには◯時に起きよう」「お出かけの前に洗濯だけはしておきたいな」といったやりたいことが浮かび、実際に行動することができます。

私は特に新人看護師のとき、お休みの日に一人でお部屋にいると、悶々と仕事について考えてしまいがちでした。できなかったことばかり頭の中で繰り返して気持ちが沈んだまま休日が終わるという日々。そんなとき同じ大学のお友達に悩みを話したところ、ぐるぐる悩んでいた心も軽くなったので、話すことは大事だと実感。それまでは疲れを理由に一人で過ごすことが多かったのですが、人と会うこと時間も大切だと気付いた瞬間でした。それから意識して人と会う約束を予定に入れています。

予定が自分を行動させる強制力となることで、何もできなかったと後悔する日々からサヨナラできますよ！

新人看護師さんは、先輩から出された課題やわからないことを調べるために、どうしても休日も勉強が必要なときもありますよね。ただ「勉強しなきゃ」と思いつつ気が進まず、身体も動かず、「結局１日何もできなかった」と後悔することもありますよね。私自身もそうでした。そういうときは、「◯分勉強する！」と時間を決めて取り組むことをおすすめします。ポイントはなるべく短い時間にすることです。そうすることで、「◯分だったら自分にもできそう」と勉強のハードルが下がり、終わった後に「勉強できた！」と達成感を絵えられることができます。

短い時間だと十分に勉強できているか不安を感じる方もいるかもしれません。でも、実は一度の勉強ですべてを理解しようということは難しく、どこかで区切りをつけないと永遠に勉強しないといけないことが見つかって終わらない…という状態になってしまうんです。なので、まずは１分からでも大丈夫です。小さな知識の積み重ねが大きな成長につながるので、焦らずできる範囲でやってみましょう。

一番大切な休日の過ごし方は、「今日は楽しかったな」という満足感や「今日は〇〇ができたぞ」という充足感がえられることだと思います。疲れていると思考がネガティブになりがちで、お休みの日も仕事のことをずっと考えてしまったり…そんなときこそ今回ご紹介したことを試してみてくださいね！